今回はジムカーナ競技に参戦車両のECUセッティングのご依頼を受け、セットアップした事例をご紹介❗
中部地方から来てくださったお客様とは、打ち合わせを数ヶ月に渡り入念に行い、使用ECUの提案をしてきました👏
その結果、「HKS製 F-CON iS」をセッティングすることに✨✨
今回はその事例紹介をさせていただきます🎶
こちらのロータス・エリーゼは、2ZZ搭載エンジンではあるのですが、ECU側は日本製ではないんです😥💦
そのため、ハーネス資料を元に全部結線し、それが終わってから、始動テストにこぎつけたのですが…
まさかの❗ここで、初期パラメーター設定で謎のフラップ式(現車は電圧式0-5V)でしかエンジンがかからないというトラップに引っ掛かり😭😭
これの対処で丸1日は時間ロスで大変でした😓
その後も、その辺りの問題を解決したものの、マイナートラブル的なものに数度悩まされましたが、一つずつ対処✨
しかしまた、セッティングしていく内に一つ改善しておかないと駄目なものが出てきました😳
それがこれ…😱❗社外品に交換されているエアフロセンサーパイプ❗❗
装着されたエアフロセンサーの位置もビミョーにずれているのですが…
センサ取付ホルダー部が円筒上にパイプ内に飛び出ているという😳
これだと吸入脈動がさらに乱れ、特に低負荷時は正確な流入量が計測できない恐れがあり…いや恐れではなく間違いなく困難だと思われます😭
最近の車両はMEMS式で逆流量も計測できるのですが、このタイプではストールしやすいでしょうね…😭
それに表面積を著しく落ちるのでエンジンパワー&トルク的にも不利…💦
とはいえ今回は部品を交換する時間がなく、セッティング後すぐに競技出場でしたので、このままで行けるようにセッティングしました😤
エンジン自体は、他所で組み込んでならした後に、弊社でのセッティング依頼でした。
そのため、エンジン仕様について詳しくは知らないのですが、グラフから判断すると7000rpm手前からもう少し上が伸びてほしいかな〜という感じ👀
これが吸排気の問題なのか、エンジン仕様なのかはわかりませんが、今回はECUセッティングだけでしたので、このようなグラフデータとなりました。
最終的に、馬力と最大トルク値は、下記のようになりました😤
【馬力】185.1PS/7714rpm 【最大トルク】19.05kg・m/6713rpm
今回は台風も来ていたので、気圧は低めの991.05mbar 湿度88.2% 気温30.6℃でのセッティングでした🍃
余談として純正ECU側制御がCL領域だとかなり敏感に反応するので、今後はこの学習機能のキャンセルとエアフロセンサーパイプ交換の提案をユーザー様にしておきました✨✨
セッティングの終了した次の日に、競技参加後に走行動画が送られてきて、
『発進した直後から明確なパワーアップを体感できました 』とのコメントを頂きました❗
セッティングさせて頂いて本当によかったと思える瞬間ですね😊
ご依頼ありがとうございました❗
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