エンジンオーバーホール後の慣らしが終わったとの事で、ECUセッティングのご依頼。
今回も北陸地方からのご来店です。
車両は平成16年式のベースグレード。
最近ではRX-8の中古車相場もこなれてきている中、6MTのType-Sは程度がイマイチの車両も多く、比較的程度がよく相場も安い5MTモデルに狙いを定め、チューニングベースに選ばれる方も多くいらっしゃいます。
車両の仕様は、
・エンジン:ノーマル
・吸気系:ノーマル
・排気系:社外エキマニ、メタルキャタライザー、マフラー
のライトチューン仕様。
セッティング前点検後、トラブルも発見されずセッティングスタート!
セッティングが進むにつれDynapackをまわす車両のエンジン音や排気音が徐々に整っていくのが耳で聞いていてわかります。
順調にセッティングが進み、予定より若干早くセッティング終了。
当日はまだまだ残暑が厳しく、気温は37.1℃。
赤破線:セッティング前 174.601ps/7,510rpm・21.152kgf/m/5,472rpm
オレンジ線:セッティング後 183.665ps/7,576rpm・22.146kgf/m/5,415rpm
馬力で約9ps、トルクで約1.0kgf/mのアップ!
「ADVANCE ECU」では、
・スピード&レブリミッターの作動タイミング変更
・イグニッション系マップ最適化
・フューエル系マップ最適化
・可変吸気システム作動タイミング変更
・電動ファン作動温度変更etc
と、複数の項目も同時に変更を行う為、よく言われる「燃調をとる」ということだけではなく、車両をトータル的に本来の“チューニング=同調をとる”を行っています。
その為、ECUセッティングの前と後ではきっと効果を体感していただくことが出来ると思っており、「もっと早くやっておけばよかった…」との、お声をいただく事もあります。