チューニングRX-7を購入されて約1年。
初回のご入庫当時からECUセッティングをおススメしてきました。
理由は、特に社外ECUが装着されている中古のチューニングカーの場合、どんなECUセッティングになっているかわからない為です。
もしかすると…
前オーナー様が売却される際にECUセッティングを行った車両の仕様とは違う仕様で売却されたかもしれない。
セッティングから、かなりの時間が経過している。
別の車両のECUに付け替えているかもしれない。
など新オーナーでは分からない状態になっている可能性がある為です。
納車後特に、違和感がなければ問題ないとは思いますが、それは「思います」程度で「大丈夫だ」との確証は持てませんよね…。
万が一があれば、最悪はエンジンブローなどの高額出費になる恐れもあると思います。
今回のご入庫では、点火系リフレッシュ、HKS LAクラッチへ交換、オイルクーラーコア交換と合わせて、フロントパイプの交換と、HKS EVC 7の取り付けを行いました。
早速ECUセッティング開始!!
車両の仕様は、
<吸気系>
・剥き出しタイプ エアクリーナー
・前置きインタークーラー
<排気系>
・A.C.E+フロントパイプ
・メタルキャタライザー
・社外マフラー
<エンジン系>
・ノーマル
<過給機>
・ノーマル
<フューエル系>
・ノーマル
<電装系>
・パワーFC
・EVC7
ブーストコントローラーにEVC7を使用した為、A/B/C/Dと過給圧を4つ設定しました。
Aモード(赤実線):0.7kPa
312.476PS/6484rpm
38.104kgf・m/4851rpm
Dモード(青実線):1.0kPa
373.785PS/6234rpm
45.795kgf・m/5665rpm
しかし、1.0kPa時には安定しない(画像赤丸)症状が出ていたためにマップをセッティングしました。
ご覧の通り、他のモード同様に滑らかなグラフとなりました。
セッティング中に大きなトラブルが出なかったものの、ブローオフのトラブルを発見しました。
もちろんこちらも修理してお納めしました。